プレママ・ベビーディクショナリー

大泉門が早く閉じた

頭の前方あたりに骨のないひし形の部分があり、さわるのがこわいような感じがするところがあります。これは大泉門といわれるもので、昔はひよめきとか、おどりこと呼ばれました。

よく観察していると、1日のうちでも膨らんだりへこんだり、ペコペコ動いたりしています。これは、脳圧が直接伝わるからで、脳圧が高くなれば膨らみ、低くなればへこむのです。

脳室内に水がたまる病気の水頭症や、脳炎、髄膜炎、脳腫瘍の場合は、ここが膨らんできます。また、逆に下痢や脱水がひどいときはひっこみます。
 正常な赤ちゃんでも、1日のうちで脳圧は高くなったり低くなったりしていて、泣くと多少膨らみます。赤ちゃんが元気である限り当然の生理現象と考えてよいでしょう。

また、大泉門は頭の5枚の骨のすき間のようなものですから、最初は大きくなってきますが、だんだんに小さくなり、自然に閉じていきます。

閉じる時期は、昔は1歳半ぐらいといわれましたが、今はもう少し早いようです。
 個人差もあり、早ければ3か月、遅い場合は2歳ぐらいと差が大きいものです。
 よく、さわってみると堅くなっていて、「閉じた」のではと思われることが多いようですが、レントゲンでみてみると、結構すき間があるものです。

あまりに早くから閉じてしまうと、まれに小頭症の心配がありますが、この場合、頭囲が小さいとか、発育の遅れなど何か気づくような症状があるものです。
 母子健康手帳には頭囲の標準範囲も月齢・年齢別にでていますので、参考にしてみてください。心配な場合は、医師の診察を受けましょう。

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  • 2017年12月12日
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