車を運転してもOK?
妊娠したからといって、車の運転ができなくなれば、非常に不便を感じられる人も多いでしょうか。しかし、妊娠初期には、つわりなどもあり、眠くなることもあるので控えたほうがよいでしょう。
妊娠中期に入り、普段運転しなれた平坦な道を買物のためにほんの少し運転するのなら、重い荷物を持たなくてすみますし、気分転換にもなります。
ただし妊娠中はどうしても精神不安定になったり、反射神経も鈍くなったりするので、小さい路地から車や子どもが飛びだしてきたとき、普段のように対処できないかもしれないということを頭に入れて運転してください。
そして長距離運転は避けましょう。長時間乗り物に同じ姿勢でいると、胎盤がうっ血し、異常がおこりやすくなります。これは自分が運転しないときでも同じです。また運転すると神経を使い血圧も変化しやすくなります。せいぜい一時間が限度でしょう。
自転車やバイクは近所への買物程度でも避けたほうが安心です。
自転車で坂道を上がろうとするときや、バイクのエンジンをかけるときはどうしてもおなかに力が入ってしまい流産、早産の原因になったりすることも考えられます。
外出には天候のよい昼間、安定した靴を履き、徒歩ででかけるのは適度な運動にもなり気持ちのよいものです。