子どもを預かってほしいとき
子どもを預かってくれるところとしては、まず保育園があります。
認可と認可外とがあって、認可保育園の入園を希望する場合は条件があり、いろいろな手続きがあります。
母親がフルタイムで働いている場合や、パート就労のような不定期な仕事の場合でも、証明があれば申し込めます。
そのほかに「保育ママ」制度のある市町村があります。
「保育ママ」は正式には「家庭保育福祉員」や「家庭福祉員」(自治体によって名称が異なります)といい、産休明けの赤ちゃんを3人まで預かって面倒をみています。
保育ママの場合は自宅で預かりますからとても家庭的ですし、直接契約しますので保育時間の融通なども多少はきくようです。
「乳児保育」を行っている保育園はまだ数が少ないので、近くで受け入れてくれる保育園がない場合は「保育ママ」を探してみましょう。
「保育ママ」の情報は地区の福祉事務所か市区町村役場の保育課に問い合わせてください。
家にいるお母さんで、息抜きをしたいとかちょっとした用事を済ませたいときに子どもを預けたいのであれば、ベビーシッターやベビールームが便利でしょう。また最近は、一時保育をしてくれる保育園も少しずつ増えてきました。
ベビーシッターは自宅へ来て子どもの面倒をみてくれますから、預けにいく手間と時間が省けます。子どもも自分の家なので安心でき、あまり人見知りもせずに機嫌よくすごせるでしょう。
外出先で子どもを預けたいときは、主要な駅の近くのベビールームや、一時保育のサービスをしているデパートやホテルを利用するのもいいでしょう。
いきなり預けられて大泣きする子もいます。時々預ける予定があるなら、どんなところか子どもと一緒に前もって見学しておくことをおすすめします。
病気や出産などのために一時期だけ子どもを預けたい場合には、緊急一時保育制度があります。
こうした保育の相談にのり、預け先を紹介してくれるのは地区の福祉事務所か市区町村役場の保育課です。
まずは電話をしてみましょう。